マッサージの仕事をするには
介護の仕事において、訪問マッサージの仕事が注目されるようになっています。
この仕事は誰もがやることができるという物ではありません。
あん摩マッサージ指圧師の国家資格を持っていないとすることができない物です。
訪問マッサージの仕事は、外出をすることができない方をケアすることができるものです。
医療擬似行為に該当するものですので、医師の同意書があれば、保険適用を受けることもできます。
非常に利便性に富んでいますので、介護だけでなくスポーツ分野のコンディショニングや美容増進のために使われることもあります。
あん摩マッサージ指圧師の資格
あん摩マッサージ指圧師の資格を得るためには、公益財団法人東洋療法研究試験財団が行う国家試験に合格することが必要です。
受験資格を得るためには、文部科学大臣が認定したあん摩マッサージ指圧師の養成課程を有する大学、あるいは厚生労働大臣が認定した専門学校で3年から4年学び修了することが必要です。
訪問マッサージのメリット
訪問マッサージの仕事をすると、感謝の言葉をもらえることが多くなります。
これは、仕事をするためのモチベーションをアップさせる効果を期待できるので、魅力的です。
あん摩マッサージ指圧師を取得してから5年以上の実務経験を積めばケアマネージャー(介護支援専門員)の受験資格を手に入れることができます。
更なる事業拡大につながっていきます。
あん摩マッサージ指圧師の資格は国家資格ですので、一生それを活用することができます。
訪問マッサージと類似のものに、訪問リハビリがあります。
訪問リハビリの場合には、理学療法士等がリハビリやマッサージを行うことになります。
体の失われた機能を回復するために行われるものです。
訪問リハビリは訪問マッサージを組み合わせて行うこともできます。
理学療法士などの資格も、試験に合格すれば取得することができます。
独立開業の道
訪問マッサージの仕事は、将来的には独立開業も夢ではありません。
開業するためには、一定の資格が必要です。
また、経験も必要になりますので、最初はどこかで勤務しながら、経験を積んでいくのがいいでしょう。
いろいろなノウハウを学びながら、一定期間が経過したら、独立開業をしてみてもいいでしょう。
全てを自分で行わなくてはなりませんので、経営感覚も必要になりますが、得られた利益をすべて自分のものにすることもできますので、魅力的です。
複数の資格を取得することを目指して行けば、多角的な経営も夢ではありません。
従業員を雇い入れることができれば、多く人に幸せを提供することができることでしょう。
そのためには、まずは国家取得を手に入れなくてはなりません。