地元のソーシャルメイトによる助け合いサービス

高齢者へのサポート需要と人材不足の解決

シニア世代の割合が急増している昨今、高齢者へのサポート需要と人材不足の問題は深刻です。
サポートを必要とする人が多いにも関わらず、需要に対する供給のバランスが取れていないことを解消するために、地元のソーシャルメイトによる助け合いサービスが普及し始めました。

その一つが「iki-ikiサービス」です。
iki-ikiサービスというのは、高齢者に対する生活支援を通じて社会課題の解決を目指している合同会社iki-ikiが推進しているサービスで、これまでに京都市や神戸市をはじめ、7つの都市で提供ノウハウに関するフランチャイズ契約を結んでいます。

薬局を基点としたiki-ikiサービス

iki-ikiサービスは「みんなで支えるシニアサポートサービス」として、高齢者との接点が大きい薬局を基点にしてサービスの拡大を図っています。
高齢者が何らかのサポートが必要な際に、地元に在住しているソーシャルメイトがお手伝いに行く「地元住民同士の助け合い」がこのサービスの概要です。
ソーシャルメイトを構成しているのは、地域貢献意識の高い学生アクティブシニア、主夫・主婦などです。

日本社会の高齢化は加速度的に進んでおり、2025年には高齢者の割合が65歳以上で30%、75歳以上では18%になると予想されています。
2040年になれば65歳以上の割合が40%、75歳以上は42.1%という数値が概算されています。
ですから、高齢者が日常生活で必要とするサポートの需要は今後ますます高まることになります。

iki-ikiサービスを利用するには

iki-ikiサービスの利用料は1時間1,500円ですから、国内では最低水準の料金ということになります。
サービスは年中無休で、受付時間は9:00〜17:00です。
ホームページから申し込みができる他、フリーダイヤルでも申し込みができますので、インターネットを使う習慣のない方でも安心です。

一方、ソーシャルメイトのほうはサポート報酬として1時間1,200円を受領することができます。
この場合、交通費に関しては依頼者との間で実費精算をすることになります。
5,600円の月額コースに登録すると、最初の1時間が1,400円とお得になります。

依頼案件はリアルタイムでソーシャルメイトに配信されますので、時間がある人はすぐに対応することができます。
ソーシャルメイドとして登録をしておいても、ノルマや強制などといったことは一切ありません。

行政ではカバーしきれない高齢者のニーズに対応した便利な制度、それがiki-ikiサービスと言えるでしょう。
ソーシャルメイトに登録するには、氏名とメールアドレス、パスワードを入力するだけです。