保全納棺士のフランチャイズ

保全納棺サービスとは

納棺師というのは、人が亡くなったとき、その方を棺に納めるために必要な作業を行う人のことです。
この納棺師のお仕事に加え、あらゆるサービスを提供する「保全納棺」というビジネスが生まれています。

そのサービスを提供しているのが遺体修復保全機構の「Fmedic」です。
Fmedicの頭文字のF(フューネラル:funeral)が葬儀・葬祭を指し、メディック(medic)は医療隊員という意味です。
ご遺体の修復等の研究をはじめ、納棺や湯灌(ゆかん)、ご遺体を生前の容姿に近づける修復を行います。

事件や事故により亡くなられた方、そして病院で亡くなった方のなかには、出血や体液漏れ、腹水や黄疸などさまざまな状況が重なっている場合があります。
ご遺族が故人とご対面したときのことを考え、高度な知識と技術を持った納棺師が、適切な処置と礼儀・礼節を持った丁寧な納棺を行います。

各都道府県警に、遺体修復業者の利用を促す通達が出ているものの、このような事業を扱う業者は不足しているのが現状です。
その状況を回避するうえで、保全納棺のフランチャイズ事業が広がっています。

Fmedicのフランチャイズに加盟する際の特徴

加盟をする際は、納棺師コース・保全納棺師コース・修復納棺師コースから選べます。
納棺師コースは加盟金・研修・開業セット込みで合計63万円。ロイヤリティーが1ヶ月2万円のコースです。

保全納棺師コースは合計190万円で、ロイヤリティーが1ヶ月5万円、修復納棺師コースは、合計205万のロイヤリティー1ヶ月5万円となっています。
それぞれのコースに湯灌の研修が追加できるので、その研修を始めてみたい方は導入しましょう。

研修制度が整っているため、納棺師の仕事に携わったことがない未経験の方でも安心です。
約3週間~3ヶ月程度の研修期間のうち、事業ノウハウや技術を教わり、座学だけでなく現場実習も行います。
もし難しい案件があった場合は、本部が施術動向しサポートしてくれます。

初期投資が少なく、一人でも始められますし、自宅開業も可能です。
時期の流行りや景気に左右されませんし、高度な技術が得られる障害事業として続けられます。
納棺師や保全納棺師、修復納棺師に興味がある方は是非とも検討したいビジネスの一つです。

加盟をする際に気を付けたいのがフランチャイズ契約です。
この取り決めのなかには契約期間や競合避止義務が設けられているので、契約期間内に事業を終える場合は違約金が発生するケースもあります。どのような特約が設けられているか、事前に必ず確認しましょう。